サービスつき高齢者住宅(サ高住)とは (平成27年11月30日新規掲載)
目的
住み慣れた家で最後まで過ごして生きたい、でも年をとるごとに自由も聞かなくなり病気もする、家族は居るがあまり負担をかけたくない、老々介護でいるのも身体的にも精神的にも不安がある、といったようなかたがたにとってはサービスつき高齢者住宅の入居の選択も出来ます。
2011年に改正された『高齢者住まい法』により創立。
安心できるサポートサービスでは介護サービスなど厚生労働省が担い、高齢者にふさわしいハード面ではバリアフリーで一定の面積と設備があるということでは国土交通省が担う。厚生労働省と国土交通省による共管事業となります。
入居対象者は
・60歳以上の高齢者又は要介護要支援者
・60歳以上の高齢者又は要介護要支援者の同居者
・要介護認定、又は要支援認定を受けている60歳未満の方
サービスつき高齢者住宅のサービスについて
・ケア専門のスタッフが日中常駐しています。
・たとえば社会福祉法人、医療法人、指定居宅サービス事業所、医師、看護士、
介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、介護職員初任者研修を終了したスタッ
フが安否確認や生活相談サービスをすべて居住者に行います。
サービスつき高齢者住宅の契約について
・一般の賃貸住宅のように賃貸借方式によって入居契約を結びます。
・初期費用としては敷金礼金程度で可能です。
最後に
サービスつき高齢者住宅のメリットは生活の自由度が高く入退居のハードルが低いことです。初期費用も定額で抑えられ安心してすみ続けられます。
又外部からの在宅介護サービスも自由に受けることが出来今まで受けていたサービスの継続も出来ます。医療と介護が連携を取り高齢者の方が安心して生活できる場所として社会フラとして大切な側面となっています。
注意点としては運営事業所によって介護サービスの内容や医療ケア対応に大きなばらつきがあるのでしっかりと自分自身のニーズに合わせたサービスが受けられるかどうか確認し事業所の選択をされてください。
(有限会社ほほえみ 寺田圭子)