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Fukuoka Higashi Zaitaku Care Network

活動概要profile

世話人・委員および後援団体  令和2年10月現在 

        
役職 名前 所属
世話人(代表) 田中 範江 タナカ調剤薬局
世話人(副代表) 猿渡 祐子 訪問看護ステーションき・ら・ら
世話人(副代表) 伊藤 大樹 あおばクリニック
世話人(副代表) 佐久川 明美 福岡みらい病院
世話人(副代表) 坂本 文比古  坂本歯科医院
世話人(副代表) 吉住 恵美 香住ヶ丘ケアプランセンター
世話人(副代表) 小畠 智樹 香椎丘リハビリテーション病院 
世話人(副代表) 中村 美保子  あおばクリニック
世話人(副代表) 池上 美香 あい愛訪問看護ステーション
世話人 野崎 仁美 在宅看護センターレイル
世話人 郡山 由美子 老健ローズガデンMK
世話人 山下 和海 原土井病院
世話人 奥薗 ひろみ ケアプランセンターそうめい
世話人 田村 重彰 田村医院 
世話人 内田 直樹 たろうクリニック 
世話人 山下 裕美 小規模多機能ホームのどか 
世話人 辻 裕二 辻内科クリニック(ホームページ作成委員)
世話人 伊藤 新一郎 あおばクリニック(ML/HP管理委員)
世話人 岡部 簾 ケアリング訪問看護ステーション(事務局委員)
世話人 岡部 千春 ケアリング訪問看護ステーション(事務局委員)
*福岡県在宅医療を担う地域リーダー研修修了者
後援団体
福岡市東区医師会
福岡市東区保健福祉センター(東保健所)

会則  平成30年9月12日改正

第1条(名称)
 本会を「福岡東在宅ケアネットワーク」と称する。

第2条(目的)
 東区およびその周辺の在宅ケアサービスに従事する個人で構成する情報交換の場である。情報交換を通して、以下の目的を目指す。
 (1)在宅ケアサービスが質的に向上すること。
 (2)在宅ケアに新たに参入する者が増えること。
 (3)さまざまな在宅ケアを通して、地域住民に優しい地域作りの企画が提案されること。
 (4)最終的には、在宅ケアサービス利用者およびその家族が、在宅ケアサービスなどの支援を得て、尊厳ある快適な生活を営むことができること。

第3条(活動手段)
 情報交換の方法としては、主としてクローズドなメーリングリストやホームページ、症例検討会、研究会、講演会などがあるが、その他の方法を否定するものではない。

第4条(会員)
 会員の職種を問わない。以下の定めにより会員となり、退会できる。
 (1)既存の会員の推薦により会員になることが出来る。
 (2)推薦する者および推薦された者は、メーリングリストにて推薦文および参加挨拶を書き込む事とする。
 (3)原則的には推薦者の意思を尊重し被推薦者の参加を拒否しない。しかし、推薦者以外の会員から合理的な反対意見があれば、被推薦者の参加を代表は拒否できる。
 (4)いずれの会員も、いつでも自らの退会を代表に申し出て、脱会できる。

2.特別会員
 ネットワークの活動を専門的分野から支援することを目的に、特別会員をおくことができる。
 (1)特別会員は、世話人から推薦され、世話人会で承認する。
 (2)会員より特別会員の入会・継続に異論が出た場合は、世話人代表は世話人会を開催しなければならない。
 (3)特別会員は、メーリングリストに参加でき、ホームページの会員専用ページを閲覧できる。

第5条(世話人と世話人会・拡大世話人会)
 下記のように世話人を選出し、世話人は世話人会に出席するものとする。
 (1)会員の互選により世話人を若干名選出し、世話人の互選にて代表世話人を決める。各々の任期を2年とし、再任を妨げない。
 (2)代表世話人は、不在時にその業務の一切を代行させる者を、世話人の中から指名する。
 (3)代表世話人は、業務を補佐する副代表を数名置くことができる。 副代表と世話人代表代行との兼務を妨げない。
 (3)代表世話人は、年2回定例世話人会を招集する。また、世話人などの要請により臨時の世話人会を招集しなければならない。
 (4)世話人会には、代表世話人の判断で、会員有志を出席させることができ、これを拡大世話人会という。
 (5)拡大世話人会での合意は、ネットワーク全体の意思決定とすることができる。

第6条(メーリングリストの登録)
 メーリングリストによる情報交換を原則とするため、会員はメーリングリストへの登録を義務づけられる。

第7条(会計および監査)
 代表世話人は、会計係と監査員を指名し会員の了解を得なければならない。
 また代表世話人は、会計・監査報告を会員に報告し了解を得なければならない。

第8条(事務局)
 代表世話人は、組織運用の便宜のため事務局を置く。

(附則)
 この会則は、平成26年5月7日より施行する。
 平成28年8月16日:一部改正
 平成29年9月5日:第4条第2項を追加
 平成30年9月12日:第5条第3項を追加

メーリングリスト・ホームページ運用細則  

第1条(会員権利)
 会員は、メーリングリストを利用し相互に情報の交換ができ、ホームページのパスワードを得て会員専用ページを閲覧できる。

第2条(メーリングリストにアップできる内容)
 メーリングリストに掲載する情報は、在宅ケア関連であれば幅広く許容される。
 但し、個人および特定の組織・団体の不当な利害(著作権侵害や誹謗中傷など)や布教・営利活動に繋がると代表世話人(以後代表と云う)が判断した場合、代表はこれを削除し、警告を与えることができる。

第3条(患者・サービス利用者の個人情報)
 個人情報保護法に基づき、患者、及びサービス利用者の個人情報を漏洩してはならない。

第4条(ホームページに掲載できる内容)
 メーリングリストで紹介され世話人代表が適切と判断したものはホームページに仮掲載できるが、必ず、拡大世話人会で事後承諾を得なければならない。

第5条(会員の個人情報)
 会員の個人情報はネットワーク外に漏洩してはならない。ただし、会員が所属する事業所情報は、当該者の承諾を得て、会員間に公表する。

第6条(質問に対する回答)
 質問や依頼に対する回答は、あくまでも会員個人の善意に基づくものであり、これを強制するものではない。

第7条(情報の利用と責任)
 メーリングリストやホームページに掲載された情報を利用することは、全て利用者個人の責任の下に行うものであり、当該ネットワークや投稿者が責任を負うものではない。

第8条(規則・細則の遵守)
 規則第2条の目的に反したり、細則2条から6条を逸脱したり、「福岡東在宅ネットワーク」の会員としての品格を欠く行為に対しては、代表が警告し、代表・代表代理・当該会員の推薦者は適切な行動をとる。
2)代表からの警告を3回受けた者は、代表が当該ネットワークから除名する。

第9条(細則で対応できない事柄)
 細則で対応できない事柄に対しては、代表は世話人会の意見を聞き対応する。但し、緊急なこ
とに対しては事後承諾を可能とする。

第10条(発効)
 平成28年4月1日から適応される。
 

これまでの歩み (平成28年1月28日更新)

 事の始めは、在宅療養支援診療所が導入された平成18年で、在宅医療に関心のある医師が集まり何かしようと、「地域完結型在宅ケア研究会」を立上げた事が多職種ネットワーク構築の出発点と考えている。

 研究会は、同年9月17日、九州大学百年講堂で開催し、テーマは「在宅ターミナルケアの普及を考える」であった。この研究会を精力的に後押ししていただいたのが信友浩一先生(当時九大医学研究院 医療システム学教授)で、原寛・原土井病院理事長の推薦によるものであった。在宅ケアに従事している多職種の方々が多数参加し、我々の予想をはるかに超えて在宅ケアのニーズが高いことを知らされた。

 その後も5回研究会は重ねたが、平成20年8月31日に開催した第4回研究会は東区医師会が後援をしてくれることになり、そのテーマも「在宅医療・介護ネットワークを考える」であった。実は、これに先駆け、同年2月には東区南部における代診制度(在宅患者に限定した、かかりつけ医不在時の代理往診)を目指して医師のみによる「南部在宅医療ネットワーク1)」が立上げっており、それを後押しする研究会と位置づけられたものであった。

 これから述べる、「福岡東在宅ケアネットワーク」は、この研究会が終了した直後に、東区薬剤師会から東区医師会に呼びかけられた在宅ケアに対する協働提案から始まったものであり、一連の地域運動の中で必然的に登場したものであった。

 この薬剤師会からの協働提案は、医師会内で協議するには時期尚早との判断で、先に立ち上がった「南部在宅医療ネットワーク」で協議されることになり、薬剤師会有志と協議した。その結果、多職種の参加する「福岡東在宅ケアネットワーク」へと発展させることになり、最後に薬剤師会からは、「在宅医療協力調剤薬局のリスト」が提出された。これが、「福岡東在宅ケアネットワーク」内で共有された最初の情報となった。先の「南部在宅医療ネットワーク」の医師と薬剤師有志は、平成21年2月から、MLによる会員内の意見交換を開始すると共に、東区の介護支援事業所連絡会の代表経験者を中心に多職種の会員の募集を行った。最終的には、平成21年8月11日、顔の分かる話し合いをとの呼び掛けに呼応し、29名の会員が集まり、「目的」と「組織運用のための覚え書き」「メーリングリスト覚え書き」を確認し合った。先の2つが、現在の規則の元になったものであるが、「メーリングリスト覚え書き2)」は使用細則が決まるまでの基準になるものである。6月を経過した平成22年2月24日、会員52名中32名が集まり、「目的と覚え書き」の修正を行った。平成22年8月の全体会では会員72名中43名が参加し、世話人7名を決めた3)。また、ML以外にも会員一同に介した症例検討会を行うことを決め、その責任者に長尾哲彦先生が選任された。運営には各病院の連携室などが事務局となることが確認された。

 平成25年4月18日、第5回症例検討会終了後、全体会を行い、ネットワークのより一層の発展を図る為行われたアンケート調査の報告が有り、@世話人会を定期的に開催することA症例検討会は公開とすることBネットワークのホ−ムページを作成することを決めた。

 本ネットワークの構成員は、東区に留まらず、博多区・粕屋町・志免町・新宮町など福岡市東区周辺の諸兄を含んでいる。また、区薬剤師会の支援や区医師会・東区保健福祉センターの後援もさることながら、東区のほとんどの病院(和白病院・原土井病院・輝栄会病院・千早病院・たたらリハビリテーション病院・貝塚病院・八木病院・香椎原病院)が症例検討会の運営を援助してくれているのが特徴である。

 平成25年11月21日、時代は動き、第6回症例検討会は、病院から保健福祉センターに会場を移した。これは、ネットワークが行う諸イベントのほとんどを区医師会および保健福祉センターの共催で行うこととしたためで、以後ネットワーには多くの行政職・医師会員が参加することとなった。この飛躍したネットワークの在り方は、同時に行政側にも大きな飛躍を生んだ。高齢者サービス調整チームの1つに「在宅医療部会(平成27年から在宅医療・介護部会)」があるが、その会議にネットワークの代表も参加することになった。これは従来、行政の持つ公平の思想から多くの会議は諸団体の代表で構成されるのが常であったが、個人の集団である当該ネットワークが行政の会議に参加するのは画期的と評価できる。これを強力に推進したのは、ネットワーク会員であり、「南部在宅医療ネットワーク」の会員でもある辻裕二 前区医師会長であり、それを受け入れたのは石井美栄 現保健福祉センター所長であることは特記しておきたい。

 最後に、平成26年5月から、「拡大世話人会」を会の運営に導入したことを記して置く。ホームページの作成に広く会員の意見を反映させようと1月から開かれていた「ホームページ作成委員会」の形を踏襲したもので、公開を原則とする症例検討会の後に全体会が開催し難いこともあり採用したものである。

 世話人会に会員有志(病院長・区医師会長・区保健福祉センター所長など各種団体管理者も個人の資格で含む)も参加できるようにしたもので、多くの熱心な会員の意見を反映させようとしたものであった。また、世話人の任期を2年に延長し、「福岡県在宅チーム医療を担う地域リーダー4)」も世話人会に参加してもらい、ネットワークの目標に向かい強力なリーダーシップを発揮しやすくする工夫を行った。

参考
1)福岡市医報 52巻2号 2011年

2)メーリングリスト覚書
 (1)会員から推薦を受け代表者(あるいは事務局)から招待状送付予告の案内がされた者は、速やかに事務局にML登録用のメールアドレス等を知らせ、事務局からの招待状に基づきML登録手続きを行う。(申し込み票あり)
 (2)患者、及びサービス利用者の個人情報は公表しない。事例を紹介する場合、個人情報の特定につながることは記載しないよう十分配慮する。
 (3)MLに掲載する情報は、在宅ケア関連であれば幅広く許容する。
但し、個人および特定の組織・団体の利益に強く繋がると代表が判断した場合、代表はこれを削除し、警告を与えることができる。
 (4)質問や依頼に対する返答は、あくまでもメンバー個人の善意に基づくものであり、これを強制するものではない。
 (5)MLに記載された内容を利用することは、全て利用者個人の責任の下に行うものであり、当該ネットワークや投稿者が責任を負うものではない。
 (6)上記「福岡東在宅ケアネットワークの目的」に反したり品格を欠く意見に対しては、代表が警告し、代表・副代表・当該会員の推薦者は適切な行動をとる。
 (7)管理者からの警告を3回受けた者は、代表がネットから排除する。
 (8)覚書で対応できない事態に対しては、代表は会員の意見を聞き対応する。但し、緊急なことに対しては事後承諾も可能とする。
 (9)MLにはウイルスの進入を防ぐため、資料の添付を禁ずる。

3)初代の世話人:伊藤新一郎 医師(あおばクリニック)、長尾哲彦 医師(みどりのクリニック)、田中範江 薬剤師(タナカ調剤薬局)、長谷川都紀代 介護支援専門員(香椎原病院)、樋口美代子 看護師(なごみ訪問看護ステーション)、中村美保子 看護師(小規模多機能ホーム いやしの宮前)、山下智範 理学療法士(あい愛訪問看護ステーション)計7名

4)福岡県在宅チーム医療を担う地域リーダー:原裕一(訪問診療医)→伊藤大樹、木村久美(MSW)→藤島伸也、山田裕美(訪問看護師)→増冨智子、坂本文比古(歯科医師)、田中範江(訪問薬剤師)、長谷川都紀代(ケアマネージャー)→中里里香

会員の現況 (平成31年3月31日現在) 

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福岡東在宅ケアネットワーク

事務局:岡部廉、岡部千春
〒813-0025
福岡市東区青葉3丁目1-6
医療法人あおばクリニック内
TEL:092−691−3633
事務局専用FAX:092−692−1024
Eメール:
fukuokahigashi.zaitaku.sec
@gmail.com